本当はサクラに知らせたくなかった。ごく普通に忍びとして過ごしているサクラには・・・。
うちはの罪。それは結局血系限界をもち、それに驕った一族の罪・・・。
木の葉の闇に隠された事実。それを知り始めたお前は今後どう動く??
正直言ってまだ早いと思う。サクラちゃんには。でも、サクラちゃんは、全てを分かってもらわないと・・・ナルトのためにも・・・。 なぜ忍びは存在するのかって聞かれたら、忍びは軍人なんだよね。はっきし言うと。特殊な力をもつ軍人。
いつからだろう。俺が(私が)人を殺すことに躊躇しなくなったのは・・・。
中枢に属すということ 3
「ナルト、陰たちがそろそろ会議始めたいって式飛ばしてきた」
窓際に行っていたサスケが手に紙を持ってナルトのそばによった。
サクラは会議と聞いて少し??となったが、そういえば「里が襲撃されそう」だから、こんな夜中にサスケ君がきたんだと思い出した。
「私はどうすればいい?? 私・・・参報にも、医療部にも所属してるんだけど・・・。」
サクラは『暁』との戦いの後に暗部にも所属するようなった。銀狼ことカカシとなぜか組むことが多いけど・・・。
でも暗部名 桜樹として動いているということは、この二人はもう知っているだろうし、総隊長瞬夜経由で渡された任務も何度か行っている。
それに普段暗部でも下のほうに所属するサクラにとって、幹部であるナルトやサスケの命は絶対である。たとえ、元下忍7班というよしみがあっても、彼らが暗部の総隊長であり、大隊長クラスのものであるなら、彼らの決定に従うしかない。
そうしてしばらく経った。数十秒だったかもしれないし、2・3分は経っていたかもしれない。
とうとうナルトが口を開いた。「サクラにはまだ早いかもしれないけど・・・。だけど、1度幹部の会議を見てみるといいかもしれないな。ただし、幹部会議のことは一切他言無用だ。参報にも所属しているんならわかるだろ。」
その言葉には重みがあった。自分も含めて里の中枢に所属している。サクラだからって、例外は認められない。そういう意味だと分かる。
そしてその言葉はある言葉を思い出させる。以前、参報に入ったとき、参報の長 梟に言われたことをサクラは思い出した。
「いいか、サクラ。参報に所属するということは、里の中枢に関わるということだ。
中枢に関わるということは里のことをもっと知るようになる。里の素顔を。だから、これだけは覚えておきなさい。
もし、これから、ほかの部署と連携しなければならないときがあったとき、どんなことがあっても、他の忍びに言ってはいけないということがあるということを。
それが里を護ることにつながるからな。」
そう、中枢に属すということは里を深く知り、里に貢献するということ。時に仲間を危険にさらすことがあっても、里のために尽くすこと。
なぜ、今になってこの言葉を思い出したかは分からない。でも、入った当初は頭では理解したつもりでも心がそうじゃなかった。
でもこの二人はそれを幼いときから知っているんだと分かる。自分よりも・・・。そして、今の地位にいるということはそれだけの覚悟を持っているということと修羅場をくぐってきた証。
ふとサクラは少しさびしい気分になった。
自分の知らないところでの恋人の姿を思って・・・。でもそれは考えが多少なるとも甘かったということをサクラは後で思い知らされる。
そして、その頃アカデミーの最奥で今回の襲撃に対する戦略を練っているものが二人・・・。
他にも医療部長の上弦が相棒の下弦とともに覚悟を決めた。
今夜おそらく里の中枢を闇の一端を知ってしまうだろう部下の桃色の子にほんの少しの同情をこめながら・・・。
「まだ、早いよ。サクラちゃんが知るには・・・。でもね、ほんとのナルトをあなたに知ってほしいの。ほんとにナルトを好きなのなら」
中書きという名の駄文・・・。
1話目から出てくる独白の人物は1話目・・・まだ本文には陰としか出てきていないけどシカマル、 2話目・・・サクラ。これは分かった人多いんじゃないかなぁ。3話目・・・サスケとヒナタです。でもヒナタは実は最後の部分しか出てきていない・・・。
でも、実はこれ全6話程度の予定だったって誰が信じるんだろう・・・??。
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