1. サボリ(奈良シカクの回想)


木の葉の里4代目火影注連縄。知る人ぞ知る新婚さんである。ちなみに奥さんは3代目の長女であるほのかさんである。そのほのかと知り合ったのはお互いが任務ではじめて組んだとき意気投合したからだと俺は聞いている。




そんな4代目はなぜか時々職務をサボル。3代目を見ていたせいか、火影の責務は2人が恋人になったときから、注連縄にもわかっていた。いざとなったら里を守る人柱であることも、また火の国の国主や大名たちの影であることも。


時に暗部最強の弧影として、また上忍の1人として、里のために尽くしていた。


たぶん同期の俺らよりも里の汚いとこはよくみているはずだ。同期で一番早くに上忍になったのはあいつだったから。




 そして、おれら同期に「実は子どもができちゃいました」とできちゃった婚の報告をしに来たころ、あいつは4代目に就任した。



 「ほんとはなりたくなかったんだよ。デスクワークが主だしぃ。でもね、お義父さんだけじゃないんだよ。僕を推したのは…。それについ最近蛇(大蛇丸)が抜けちゃったでしょ?わかってはいるんだけど、いざというときにお義父さんみたいにここ(里)を守れるか心配なんだよ。ほのかもいるし…。おなかの子もいるし…」



火影になってすぐ1回だけ俺んちで飲んでいたとき、そう心境を吐露したあいつ。結局その時の子は流産してしまったけど、普通の忍びがもつことのない葛藤だったのだと思う。「いざというときにか…。」なんて思ったが、「火影の職務を理解しているお前だからこそできるさ」

なんて仲間内で笑っていたんだ。


 そうしてまた5年が経った。その5年のうちに、同期のやつらは全員子持ちや奥さんが懐妊中だったりしていた。一番早かったのはフガクだったが…。


そんな残暑が厳しいある日俺は珍しく里のショッピングセンターの子供服売り場に来ていた。理由は奥さんのほのかさんの再度の妊娠。

「男の子だったら鳴戸とつけたいんだ。日々新しい世界に自分から音を鳴らして入っていけるようにって」




ちょうどおれもかみさんが、妊娠していて産着を買いに来ていたときに注連縄が言った言葉だった。


すぐに、カカシ君がオコりながら火影室に連れ帰っていたけど。いろんな思いが俺の中で錯綜していた。






あとがき

このサイトの基本の設定の最初の最初です。飛び飛びで作っていてふと降ってきたのがこのお話でした。たぶんいろんな話がごっちゃになると思いますが宜しくお願いします・・・(m__m)。






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