彼が生きてきた道を自分は同じように歩けたのだろうか
彼がどんな思いをしてこの俺を見ていたのだろうか
師匠を殺したという側面でしか見れなかった俺を・・・ 許してくれ。
いつか知りたいと思った。
自分より幼くして忍びとして生きることを選択した彼に。
そして、同時に謝罪と感謝をしなければと思う。
生まれ出でてすぐに器となり、ずっと里を守り続けた彼に・・・・・・ そして、サポートできればいいと思う。
常に任務に追われる彼の・・・
自分より過酷なスケジュールでずっと動き続ける彼を・・・
青天の霹靂
朝もやがかった空に任務の呼び出し鳥が舞った。 まだ任務の報告書を書いてないのに・・・。桜樹と銀狼は顔を見合わせた。暗部で組むようになってもう、3年近く・・・。もともと自分の担当上忍は自分たちのを受け持つ直前まで暗部で昼夜動いていたという実力者だ。実際、自分がペアを組むようになって、遅刻理由の1つが夜の暗部任務とその後の睡眠と知って半分あきれたが・・・。
まだ時刻は5時だった。 夏場の5時はまだ日が出たばかりで…。ここのところ表の任務に忙殺されていたため、ほぼ半月ぶりの暗部の任務明け。里に帰還した途端桜樹の体は睡眠を欲していた。
「とりあえず、火影様のところに行くしかないでしょ〜」と銀狼に常の調子で言われて、しぶしぶ桜樹も、火影邸の執務室に向かった。 もちろん、暗部服から普段のに変化の術で変えて・・・。 なにしろ、呼び出し鳥は表のそれ。暗部服で動くのはまずいから・・・。
銀狼ことカカシと桜樹ことサクラが火影の執務室に行くと、もうすでに、同期のイノ・チョウジと一つ上のテンテン・リーがきていた。それに育休明けで今は短期の任務を繰り返している紅や里一の超あつ〜い男ガイまでそろっていた。共通点といえばあのときの中忍試験メンバーだ。同年代なので任務をともにやることが多い気心の知れたメンバーだ。
「どうしたんだろうね。こんな人数で・・・。」と紅が言えば、イノが「こんな人数って下忍の合同以来よ。」という。「そうね」と女性陣を筆頭ににぎやかになる。
ちなみに火影である綱手は帰還した暗部の報告を受けているのだろうか、ここには居なかったから。
数分後、綱手がシズネを従えて入ってきた。そして、ご丁寧に厳重な結界まで張って・・・・・・。 それを見て取って、さすがにサクラ達は黙った。
「皆、朝早くからご苦労だったね・・・。実は、お前たちに話ときたい事がある。たぶんこのメンバーの共通点に気づいたかもしれないが・・・。お前たちに今後してもらいたいことがあるんだよ。」
そこで、イノが声の上がる。 「してもらいたいことって何ですか??。この人数で・・・」 「それを今から言うんだよ・・・。 実は、この場にいない ナルト・シカマル・キバ・シノ・ヒナタ・ネジ達の補佐というかフォローをな。」
そして、綱手から聞かされたこと。それは、今上がった6人のほかにサスケを含めた自分たちの同期が、表の任務と平行として行っていた裏・・・暗部のことだった。
「ナルト・シカマルそして、旧紅班に、現上忍のネジ。彼等は本来暗部だ。彼等は幼い時から、忍びとしての才を持ち、アカデミーに通う傍ら、暗部として任務をこなしていた。
彼等だけではない。今だからいえるが、今イビキのところで洗脳中とされているサスケも含めて。 彼等がどういう経緯で暗部になったのかは私の口からは言えないが、というか言ったのがばれたら私なんて殺されかねないんだけど、
彼等は暗部零班通称月組として動いている。」 自分たちの同期が、暗部というだけで驚きだった。サクラは今暗部だからそこまで驚かなかったが。
話が暗部の中枢に移ったときカカシが声を上げた。カカシは、下忍を担当する直前まで、暗部として、昼夜動いていたから。そして、上忍任務と平行してもずっと暗部として動いているので、ここに居るメンバーの誰よりも暗部事情に精通している。
「でも、確か、現総隊長の瞬夜は、総隊長に就任したのは9年ほど前ですよ。瞬夜は確か暗部入隊後4年で総隊長になっているから、ナルト達が暗部の月組 つまり中枢というのなら、彼が認めたということですか・・・。」
カカシを含めて皆、ナルトが普段見せるどじっぷりを、どうしても念頭に置いてしまう。ナルトの忍びとしては意外性ナンバーワン振りが思い出される。最近中忍に昇格したばかりの元気いっぱいの忍び。そして、自分の信念を曲げない。
それがナルトの印象だ。
そのナルトが暗部と聞くと想像できない。 上忍たちは瞬夜の名を知っていた。特にその当時から暗部として動いていたカカシは・・・。9年ほど前に就任して以来依然として総隊長として里を引っ張る瞬夜の名を・・・。
「ナルトは3歳で暗部に入り、暗部名「瞬夜」として、任務をこなしていた。そして5歳で中隊長、6歳で副長、7歳で総隊長の任についた。 カカシが知っている瞬夜の経歴と合致している。つまり、ナルトは現総隊長だ。」
綱手がそう言ったとたんに、上忍たちも含めて 「ええぇ〜〜」と叫び声が聞こえた。
「ちなみに月組とは、現暗部の幹部の多くが月の名をもっているからだ」という補足説明は無視されたとさ。 その時、暗部総隊長執務室では、ナルトと副長のシカマルと副長補佐のキバが仮眠をとっていたが、ナルトの盛大なくしゃみで起きたそうな・・・・・・・・・。
とんでもなく駄文です・・・。しかも、暗部ばらしネタ。山あり??落ちなし??意味もない。でも、綱手さんが月組の多忙すぎる任務にフォローに入ってほしさにバラシチャッタお話・・・.。桜樹はサクラ・銀狼はカカシ。今はサクラと組んで暗部任務を夜やり、昼間は昼まで正規部隊の仕事をする二重生活者のふたり。長編設定とはちょっと違うカカシとサクラのはずが・・・。
08・05・09 改訂版 UP
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